自動アップデートプログラム(Auto Update Program - AUP)とは?
環境:
Oracle B2C Serviceアップデート
解決策:
自動アップデートプログラム(AUP)は、定期的にスケジュールされるアップデートを通じ、製品の機能を常に最新の状態とし、業務を進める上で貴社の顧客、コールセンターのエージェント、Oracle B2C Service管理者に最適なサービスを提供することを可能とします。
AUPにより、Oracle B2C Serviceの性能、セキュリティー及び機能は常に最新の状態に保たれます。同製品のバージョンは2月(A)、5月(B)、8月(C)、11月(D)と年4回にわたってリリースされます。また、Oracle B2C Serviceバージョンアップデートのポリシーの内容をご確認、ご理解頂くことが重要となります。
アップデートプロセスの概要:
サイトの「更新設定」に沿い、Oracle B2C Serviceの各リリース毎に下記のプロセスが実行されます。
1. 新バージョンのリリース後、 スケジュールされたアップデートに関する通知が送付されます。メールには「アップグレードサイト作成日」が記載されています(構成アシスタントを通じ、スキップもしくはスケジュールの変更が可能です)
ご都合が悪い場合は、構成アシスタントでアップグレードサイト作成日を変更して下さい
2. スケジュールされたアップデート開始日の7日前に、2通目のメールが送付されます
3. アップグレードサイトはスケジュールされた日程で自動的に作成が開始されます。また、サイト作成プロセス開始時に通知が送付されます
- カットオーバーの日時は更新設定に沿って自動的に設定されます(デフォルトは2週間後)
- アップグレードサイトのデータベースはバックアップデータから作成されるため、クローンの作成が開始される時間は事前にはご案内出来ません。バックアップが作成される時間帯はデータセンター毎に異なりますが、通常48時間以内の本番サイトのデータが反映されます。
4. アップグレードサイトの作成プロセスが完了すると、通知が送信されます
5. サイト検証を実施して下さい (推奨)
6. 本番サイトを新バージョンにカットオーバー
- カットオーバーのスケジュールは構成アシスタント で変更可能です
- アップデートのダウンタイムの開始と終了を確認する通知が送信されます(ダウンタイムは通常は5分程度)
7. カットオーバー後に検証を実施して下さい(推奨)
Auto Update Programのメッセージングにオプトインしている貴社の連絡先は、上記全てのメッセージを受信します。 関連メッセージの受信は、 アカウントの設定で設定可能です。
概要
下記のプレゼンテーション(英語版のみ)では、貴社Oracle B2C Serviceサイトのアップデートを実施、及び設定する上でのベストプラクティスについて、総合的にご案内しております。内容にはスケジュールのオプション、サイト検証、製品の変更点などが含まれます。
利点
Oracle B2C Serviceを最新のバージョンで運用することにより、製品の機能を常に最新の状態とし、業務を進める上で貴社の顧客、コールセンターのエージェント、管理者に最適なサービスを提供することが可能となります。また、アップデートは自動的に推進されるため、プロセス実施のために長期間割くこと無く、顧客へのサービス向上に注力頂くことが出来ます。
注意点
アップデートの実施中および実施後に作成されたサービスリクエストは、貴社の標準サービスレベルのターゲット及び問題の重大度を基準として対応がなされます。Oracle B2C Service サポート契約につきましては、 弊社ウェブサイトよりお問い合わせ下さい。
Oracleの顧客は、Oracle B2C Serviceの非推奨項目が製品から削除される前に、ご自身で必要な対応をして頂く必要がございます。また、前広にアップデートを実施して下さい。