ルール・ログとは何で、どのように使用するのですか。
環境:
ビジネスルール、ルールログ
解決策:
ルール・ログを使用して、特定のインシデント、アンサー、連絡先、または組織に対し適用されたビジネス・ルールを確認できます。インシデント・トランザクション(「詳細」タブの「監査ログ」)には、インシデントに適用されたビジネス・ルールは表示されません。そのため、特定のインシデントに適用されたルールを確認したい場合は、ルール・ログを使用する必要があります。
ルール・ログを使用する場合、チェックする項目の特定のID、つまり下に示すレコードの識別子のいずれかが必要です。
- インシデント・リファレンス番号
- アンサーID
- 連絡先ID
- 組織ID
- 案件ID
- タスクID
注意:チャットのルール・ログはありません。
インシデントのリファレンス番号およびアンサーIDは、インシデントが未解決の場合、見出しから取得します。連絡先、組織、および案件IDは、レコードが未解決な場合、上にマウスを置くか、上部バーの「情報」ボタンをクリックして取得します。
ルール・ログを使用するには、下の手順を使用します。
- から、「ルール」>「ルール・ログ」を選択します。
- 「タイプ」メニューから適切な値を選択します。
- ID値を入力し、「検索」をクリックします。
- 目的のレコードに作用した各ルールと、実行された時刻が検索結果に表示されます。
レコードに適用された現在有効となっているルールを確認する際、レコードに適用された最初のルールはログ・ビューアの一番下に表示されますので注意してください。
レコードに適用されたルールのリストで、そのレコード・タイプに対し現在有効となっているルールを確認して、特定のルールが設定どおりに、レコードに適用された、または適用されなかった理由を判断できます。
長いルールのリストがある場合、ルール・ページの左フレーム内にカーソルを合わせ、Ctrl+fを押して、「検索」ウィンドウを開くことができます。そこでルール名を入力し、ルールを見つけることができます。
ルール・ログ・データの削除: デフォルトで、ルール・ログには、過去30日間レコードに作用したルールだけが表示されます。PURGE_RULE_LOG_FREQ環境設定は、その後ルール・ログ・エントリが削除される日数を指定します。この設定の最大値は180です。ゼロの値は、180日後にデータが削除されることになります。デフォルト値は30日です。
複数のインタフェースのあるサイトの場合、最も小さい設定値がすべてのインタフェースで適用されますのでご注意ください。
設定へのパス: ナビゲーション・エリアから構成設定を選択 > サイト構成 > 構成設定 > キー検索
構成エディタと設定の編集についての詳細情報は、こちらアンサーID7316:環境設定の編集
詳細情報は、現在ご利用のバージョンのオンライン・ドキュメンテーションにある ルール・ログを使用したルールの検証 セクションをご覧ください。 Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Documentation for Oracle B2C Service Productsをご覧ください。