ワークスペースを作成および編集するとき、コントロールはどのような目的で使用されますか。
ワークスペースを構成するとき、コントロールを使用して、ワークスペースの項目のレイアウトに影響を与える項目の追加を行うことができます。これには、タブ・セット、スペーサ、テーブル、タイトル・バー、パネル、レポートなどの機能の追加が含まれます。
コントロールの種類によって、それに関連付けられるプロパティの種類も異なります。たとえば、ワークスペースにタイトル・バー・コントロールをドラッグすると、コントロールにタイトルを追加できます。また、色、高さ、列スパンなどのテキストの外観を制御することもできます。
For more information on editing workspace properties, refer to Answer ID 2518: Setting Properties in Workspaces.
コントロールの種類: 下にリストされているコントロールは、すべての種類のワークスペースに追加できます。使用可能なワークスペースの種類が違っても、コントロール・オプションは変わりません。
注意: ブラウザ・コントロール、パネル・コントロールおよびテーブル・コントロールは詳細コントロールです。これらのコントロールにアクセスするには、最初にウィンドウの一番上のツールバーにある「詳細」ボタンをクリックする必要があります。
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ブラウザ: ユーザーはブラウザ・ウィンドウをワークスペースに追加できます。「プロパティ」オプションを使用すると、ワークスペースに表示されるブラウザ用のURLを定義できます。 |
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パネル: ワークスペース内の特定のセクションに、フィールドまたは項目をまとめてグループ化できます。テーブル内にパネルをネストし、パネルに複数のフィールドを追加して、スクロール・バーを使用してすべてのフィールドを表示することができます。 |
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レポート: 選択したレポートをワークスペースに挿入します。レポートでは現在のレコードが使用され、レポートにはワークスペース・タイプのプライマリIDタイプ用に使用する少なくとも1つの固定フィルタが含まれている必要があります。たとえば、インシデント・ワークスペース内で使用されるレポートは、インシデントID、連絡先IDまたは組織IDに関する固定フィルタを備えている必要があります。 |
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スペーサ: 空白を追加するか、ワークスペース間の間隔を埋めるか、後で挿入するフィールド用の場所を保持します。ワークスペースを作成すると、スペーサには明るいグレーの背景が表示されるため、スペーサがどこにあるかがわかります。スタッフがレコードを開いた場合、スペーサは背景と同じ色であるため見えません。他のフィールドやコントロールを移動したり削除したりする場合と同じように、スペーサも移動または削除できます。 |
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タブ・セット: 複数のタブ・セットまたはネストされたタブ・セットをワークスペースに追加できます。 |
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テーブル: テーブルを追加してワークスペースにグリッドを作成したり、1つのテーブルを別のテーブルにネストしたりできます。 |
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テキスト: テキスト・ブロックを追加します。「プロパティ」オプションを使用すると、背景色、テキストの位置合わせおよび内容を定義できます。テキスト・コントロールはタイトル・バーに似ていますが、テキスト・コントロールのデフォルトの背景色とフォントはそれが使用されているワークスペースと一致し、タイトル・バーによって使用されている見出しスタイルとは異なるという点が相違します。 |
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タイトル・バー:タブ、パネルまたはテーブル内でヘッダーまたはセクションとして使用できるテキスト・ブロックを追加します。「プロパティ」オプションを使用すると、背景色、テキストの位置合わせおよび内容を定義できます。デフォルトでは、タイトル・バー・コントロールは見出しスタイル・フォントと、ワークスペースとは異なる背景色を使用します。 |
重要: コントロールを削除したりコントロールを別の場所に移動したりすると、垂直または水平方向の折りたたみが生じることがあります。コントロールが行の最後のフィールドである場合、行が削除されて垂直方向の折りたたみが発生します。同様に、コントロールが列の最後のフィールドである場合、水平方向の折りたたみが発生し、列が削除されます。
ワークスペース内のコントロールを変更するには: 編集するワークスペースを開きます。共通管理項目から、「アプリケーションの外観」>「ワークスペース」を選択します。次に右側のフレームで、ワークスペースを右クリックし、「編集」をクリックします。
標準ワークスペースをカスタマイズするには、最初に標準ワークスペースをコピーし、コピーを編集する必要があります。その後、新しく作成されたワークスペースを使用するために、適切なスタッフ・プロファイルを更新する必要があります。
- ワークスペースにコントロールを追加するには: リボンから「コントロールの挿入」タブをクリックし、コントロールをワークスペースにドラッグ・アンド・ドロップします。
- コントロールを移動するには: 移動するコントロールを選択し、左マウス・ボタンを押し下げた状態で、コントロールを新しい場所にドラッグします。マウス・ボタンを放し、新しい場所でコントロールの位置を決定します。
- コントロールを削除するには: ワークスペース内で、削除するコントロールをクリックし、[Delete]を押すか、コントロールを右クリックして「削除」を選択します。
- コントロールのサイズを変更するには、リボンの「サイズ」メニューを使用します。
詳細情報は、現在ご利用のバージョンのオンライン・ドキュメンテーションにある'コントロールの操作'セクションをご覧ください。Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Documentation for Oracle B2C Service Productsをご覧ください。