インシデントや連絡先などのレコードの編集時に使用されているリボンをカスタマイズするには、どのようにすればよいですか。
環境:
リボンとクイック・アクセス・ツールバーのカスタマイズ
解決策:
レコードを編集または表示するときに、クイック・アクセス・ツールバーおよびリボンは、スタッフ・プロファイルでそのレコード・タイプに設定されたワークスペースによって制御されます。ワークスペース内では、クイック・アクセス・ツールバーと、ワークスペース・リボンのタブおよびボタンの両方をカスタマイズできます。
- クイック・アクセス・ツールバーには、作業しているレコード・タイプの最も一般的な機能に対するアイコンが含まれており、ページの最上部に表示されます。
- ワークスペース・リボンには「ホーム」タブがあり、ここには機能ボタンのグループが含まれています。タブの追加、タブ上のボタンの再編成、追加または削除を行うことができます。
たとえば、クイック・アクセス・ツールバーには、「保存」、「保存して閉じる」、「印刷」ボタンのアイコンを含められます。リボン内の「ホーム」タブには、「保存」ボタンの他に「新規」、「コピー」、「削除」、「スペル・チェック」、「リンク」、「情報」ボタンも含められます。
リボンの最小化
いずれかのレコードを開いて、リボンの任意の箇所を右クリックし、「リボンの最小化」を選択します。
再度リボンを最大化するには、左上のアプリケーション・ボタンを選択して開き、いずれかのオプションを右クリックして「リボンの最大化」を選択します。
リボン・デザイナを使用したワークスペースの編集
ワークスペースを編集するときに、リボン・デザイナを使用すると、クイック・アクセス・ツールバーと、そのワークスペースのリボンをカスタマイズできます。
注意:標準的なワークスペースのツールバーとリボンをカスタマイズするには、ワークスペースをコピーして、そのコピーを編集する必要があります。元のワークスペースは編集できません。続いて、コピーしたワークスペースを使用するためにスタッフ・プロファイルを更新する必要があります。
ワークスペースのツールバーとリボンをカスタマイズするには、下記の概要をご覧ください。
- 環境設定項目から、「アプリケーションの外観」→「ワークスペース/ワークフロー」を選択して、ワークスペース/ワークフロー・エクスプローラを開きます。
- 右フレームで、ワークスペースを右クリックし、「開く」を選択します。
- 「ホーム」タブから、「リボン」をクリックします。リボン・デザイナが別のウィンドウで開きます。
- リボン・デザイナから、クイック・アクセスのアイコンとリボンのタブおよびボタンの両方を編集できます。クイック・アクセス・ツールバーとリボンをカスタマイズする手順については、それぞれ次に示します。
- ツールバーのアイコンとリボンをカスタマイズした後で、「OK」をクリックしてリボン・デザイナを閉じます。
- ワークスペースを保存します。
重要:リボン・デザイナを閉じた後、他の編集を行わなかった場合でも、ワークスペースを保存する必要があります。
クイック・アクセス・アイコンの編集
クイック・アクセス・ツールバー内で、アイコンを追加および削除したり、並べ替えたりできます。
- リボン・デザイナから、ウィンドウの最上部にあるアイコンの右側の「クイック・アクセス・ボタンの設定」をクリックします。
- オプション・ウィンドウで、各項目の隣にあるチェックボックスを有効または無効にして、「OK」をクリックします。
ポップアップ・ウィンドウが閉じると、アイコンが更新され、変更内容が反映されます。アイコンは、チェックボックスを有効にした順序でリストされます。したがって、クイック・アクセス・ツールバー内でアイコンを並べ替えるには、「ボタンを選択」をクリックして、すべてのチェックボックスを選択解除します。続いて、表示する順序でそれぞれのチェックボックスを選択して、「OK」をクリックします。
ワークスペース・リボンでの項目の編集
ワークスペース・リボンは次の要素から構成されます。
- タブ
- タブ上の項目のグループ
- グループ内のボタンおよび区切り記号
たとえば、標準のインシデント・ワークスペースでは、リボンは次の要素から構成されます。
- 「ホーム」という 1 つのタブ
- 「保存」、「アクション」、「校正」、「リンクと情報」という、「ホーム」タブ上の4つのグループ
- 各グループ内のボタンおよび/または区切り記号。「保存」グループには、「保存」および「保存して閉じる」のボタンが含まれます。「リンクと情報」グループには、「リンク」ボタン、区切り記号および「情報」ボタンが含まれます。
それぞれのボタンは、大きなボタンか小さなボタンで表示するように設定できます。さらに、イメージおよびテキストの説明の両方、またはイメージのみを表示するように、各ボタンを設定できます。
したがって、ワークスペース内のリボンを設定する場合、次の要素を定義する必要があります。
- リボン内のタブ
- それぞれのタブごとに、グループを定義する必要がある
- それぞれのグループごとに、ボタンおよび/または区切り記号を定義する必要がある
- それぞれのボタンごとに、サイズおよびスタイルを定義する必要がある
最初にリボン・デザイナを開くと、デフォルトで最初のタブ(「ホーム」)にフォーカスが置かれます。リボン内のすべてのタブは、ウィンドウの下部セクションにリストされます。
- タブのグループにアクセスするには:リボン内のタブをクリックします。これにより、ウィンドウの下部セクションにリボン内のすべてのタブがリストされ、選択したタブの行が強調表示されます。続いて、行をダブルクリックするか、「タブの編集」をクリックします。行のグループのリストがウィンドウに表示されます。
- グループ内の項目にアクセスするには:リボン内のグループ名をクリックします。これにより、ウィンドウの下部セクションにそのタブ内のすべてのグループがリストされます。行をダブルクリックするか、「グループの編集」をクリックします。
- ボタンを編集するには:リボン内のボタンをクリックします。続いて、下部セクションのボタン名の行をクリックし、「ボタンの編集」をクリックします。ポップアップで、ボタン・サイズを選択し、ボタンにアイコンとテキストの両方を含めるか、アイコンのみを含めるかを選択します。「OK」をクリックし、ポップアップを閉じます。
必要に応じて、リボンを設定した後で「OK」をクリックして、リボン・デザイナを閉じます。続いて、ワークスペースを保存します。
詳細情報は、現在ご利用のバージョンのオンライン・ドキュメンテーションにある リボンとクイック・アクセス・ツールバーのカスタマイズ セクションをご覧ください。 Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Documentation for Oracle B2C Service Productsをご覧ください。