Oracle B2C Service サイトのアップデートでは、どのような事前設定が出来ますか?
環境:
Oracle B2C Service
解決策:
Oracle B2C ServiceのAuto Update Programでは、のアップグレードでは、事前に様々な設定を行なう事が出来ます。構成アシスタントを通じ、お客様側から各設定を変更することが可能です。
サイト別 更新アシスタントURL:https://cx-jp.custhelp.com/app/mysupport/update
1.アップデートのバージョン
Oracle B2C Serviceのバージョンは四半期毎にリリースされます:
- Aリリース:2月
- Bリリース:5月
- Cリリース:8月
- Dリリース:11月
毎年1-4回の頻度でのアップデート実施を設定して頂く事が可能です。こちらのバージョン設定は、本番環境のバージョンが1年以内にリリースされた比較的新しいバージョンのサイトのみ変更できるようになっています。
尚、少なくとも年に一度アップデートを実施して頂く必要があります。また、年に2回以上のバージョンアップデート実施を設定している場合のみ、アップデートをスキップする事が可能となります。
デフォルトでは、全てのサイトは年に4回アップデートを実施する設定となっております。
2.アップグレードサイトの作成日
アップグレードサイト作成日は、リリースされる新バージョンが一般公開された日を起点とし、あらかじめ指定されていた経過週および曜日を基に設定されます。
尚、新バージョンがリリースされた週は、第0週となります。メンテナンスパック1の配布後にアップデートを実施されたい場合は、7週以降で設定して下さい。
3.カットオーバー
カットオーバーは、アップグレードサイト作成開始時から、指定していた日数が経過した時点の日程として設定されます。AUPのシステムはこの日数を基準とし、自動的にカットオーバーを実施可能な日時に設定します。例えば、サイト検証期間の日数が14日、またアップグレードサイトの作成日が1月1日に設定されている場合、本番サイトのカットオーバーは1月15日の実施可能な時間帯、もしくは一番近い日時に設定されます。カットオーバーの日時は、アップグレードサイトの作成完了後、構成アシスタントにログインして頂く事で、お手元で変更することが可能となります。
また、カットオーバーの終了から何時間後にユーティリティの再起動を開始するか、事前に設定することが出来ます。ユーティリティの遅れに関する詳細は、下記のアンサーをご参照下さい。
アンサー8167:カットオーバー後のユーティリティの遅れについて
File Syncはカットオーバーの8時間前に本番サイトのファイルをアップグレードサイトにコピーして、アップグレード期間中に本番サイトで行われたファイル変更の内容がカットオーバーの際に失われないようにします。File Syncの詳細については、下記のアンサーをご参照下さい。
アンサー9667:Oracle B2C Serviceアップデート用のFile Sync
4.その他
Oracle B2C Serviceアップデートに関する通知は、英語もしくは日本語に設定することが可能です。これにより、Oracle Oracle B2C Serviceのインシデントを通じて送付される自動通知メールの言語を変更出来ます。